院長コラム
こいで歯科医院の院長、小出一久(こいで いっきゅう)が、
日常の診療、インターネットでの歯科医療相談、カウンセ
リングなど、日ごろの暮らしなどで感じたことを書き綴ります。
是非、ご感想、ご意見などをお寄せください。
歯科医院の開業(09)

 歯科医師の目標の一つに歯科医院を開業するというものがあります。
私の場合は少し違っていて、できれば勤務医でいたかったのですが、結果的に
は開業せざるを得ない状況があり、開業したわけです。

なぜ開業したいのか?それは自分の思い通りに診断も、治療も、経営もしたい
というのが大きな理由ではないでしょうか?
上司や経営者がいれば、必ず意見の対立が起きて、思い通りにはなりません。
歯科医師になった人の多くは、性格的に独立志向があるともいえますし、自己
中心的ともいえます。つまり、歯科医師という職業である程度うまくいく人は、何
でも自分でやる人、できる人です。私もそう長い間思っていましたし、実践して
きました。ただ、現在の私の考えは少し違っています。

さて、院長になる(自分で開業する)と、すべての判断は自分がすることになり
ます。自分が診療においても、医院の運営においてもすべての権限を持つこと
になります。
一方で大きな責任も持つことになります。

開業には多額の資金が必要になります。テナント開業でも新規開業なら、内装
、設備、材料、テナント料、人件費など当座の運転資金などで3000万円程度
は、必要になります。

そのうえ、現在はコンビニよりも多いといわれるほどに、歯科医院が過剰状態に
なっています。現実に、大都市、都市部では過密状態です。
それでも、毎年歯科医院は増えていきます。現在全国で6万5千軒以上の歯科
医院があります。

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