歯科医療相談  
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親知らずが生えてきて痛い   投稿者:さん 女性
現在親不知が生えてきて、上の歯2本は普通に生えてきているようで痛くないのですが、下の左側の親知らずが生えてきている途中らしく、歯茎がもりあがり白い小さな斑点が2つできてしまっていてすごく痛いです。この白い斑点はなんなのでしょうか?口内炎なのでしょうか?
今の状態になる前に、歯医者に行ったら
(上の親不知が2本だけ生えていた状態のとき、現在は下の親不知1本がさらに映えてきている途中)
「上の歯だけ親不知が生えてるから下の歯茎にあたって痛くなっている」また「レントゲン写真をみて、下の親不知は斜めに生えているから、そのうち生えてきたときに痛くなる」と言われ、上の歯を抜きますか?と聞かれました。
その時に、抜かなきゃいけないか聞いてみたところ、抜いても抜かなくても本人次第みないな感じで言われたので、どうしたらいいかわからずとりあえず、その日は抜かずに帰ってきてしまいました。
そういった具合で現在は案の定下の親不知が生えてきている途中で痛くなってしまっている状態です。
親不知って、抜いたほうがいいのか、抜かないほうがいいのか?歯医者さんってアドバイスしてくれないものなんでしょうか?
自分で抜く、抜かないを判断するのは不安です。
親知らずは、第三大臼歯と言って大人の歯の中で一番最後に生えてきます。大体18歳から25歳くらいの間に生えてくるといわれています。
昔の人は平均寿命が50歳くらいだったので、その年齢になる頃には親がなくなっているということで、親知らずと呼ぶようですね。智歯(ちし)とも呼びますね。

さて、現代人とくに日本人でも昭和30年以降(だいたいの目安ですが・・・)生れの方は、食生活の欧米化などの変化が影響してか、顎の骨の発達が悪く、顎が小さめです。
サッカーの中村俊輔選手のように、顎がスリムでとがっている人を未来人顔などと言ったりしますよね。それが典型です。

顎が十分に成長しなくって小さい状態だと、歯の生え代わりの時に歯並びが悪くなったり、八重歯になったり、最後に生えてくる親知らずの生えるスペースがなくって、斜めに生えたり、顎の骨の中にもぐったままであったりします。

さて、親知らずが痛くなるのは、一般的には歯肉に炎症が起きるからです。一番奥なので歯ブラシが届きにくく、掃除が出来ずに汚れやすいです。それと、上にかぶさっている歯肉と親知らずの間に隙間があって、その中に食べ物が入ってしまったり、前の歯との間に、食べ物が詰まったりして、炎症が起きます。
歯肉に炎症が起きると、痛みや腫れなどの症状が出ます。細菌の感染によって化膿することもあります。

白い斑点は、おそらく歯肉に出来た傷か?歯が出てきて一部が見えているのか?化膿して膿が溜まっているのではないかと思います。

私の歯科医院でも、親知らずを抜くか抜かないかは患者さんに決めてもらいます。ただし、決める判断材料をいくつか説明しますうよ。
まず、痛みがなくって、すぐに抜かなくても影響がないと思われる場合は・・・・痛みや腫れなどが出たら抜きましょうといっておきます。でも、妊娠をする予定とか、海外出張、留学などの予定がある場合は、都合をつけて抜くことがあります。それは痛みが出る可能性のある場合ですね。抜きたくても抜けない状況が考えられるからです。

痛みが出たり腫れたりしたことがある場合は・・・親知らずがある限り、痛みが出る可能性があることを説明します。それと、将来的に移植、再植術などで、ダメになっってしまった他の歯の代わりに親知らずを抜いて、植え替える技術があることを説明して、決して親知らずだからすぐに抜かなくてはいけないということがないことも付け加えます。

虫歯や顎の骨、前や周りの歯に悪影響を及ぼしている場合は・・・早期に抜くことで、現在ある問題の解決のために抜くことをお勧めします。

上の親知らずは、抜いてもそれほどのダメージがない場合が多いです。しかし、下の親知らずは、骨にもぐっている場合などは。、歯肉を切って、骨を削って、歯を何個かに割って抜くこともありますので、ダメージが一週間くらい続くこともあります。
痛みとか、腫れとか、口が開かないとかです。ですから、ある程度その期間は安静にできるように都合をつけてもらいます。旅行や結婚式のの前日なんて絶対にダメですね。

いずれにせよ、抜くとき、抜かないとき、抜いた後の状況なども説明した上で、患者さんにどうするかを決めてもらいます。

怖いから抜きたくないという方もいます。でも必要に迫られれば頑張って下さることもありますので、ご本人が抜くことを決意していただくことが必要と思っています。

歯科医師は専門家としてのアドバイスをした上で、患者さんご自身の判断にゆだねるというのが良いでしょうかね?

お役に立てば幸いですが。




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